三度の飯より土日が好き

土日を中心にいろんな出来事を徒然なるままに…

【方法としての面接】土居健郎

精神科医の立場から面接について書かれた本。自分の立場に翻訳する必要はあるけど、面接の要が書かれている。

対人援助者の基本的な姿勢に始まり、面接の流れや見立てのポイントなどが書かれている。面接の骨格を勉強するのに良いと思う。

面接開始時の不安の高い来談者に自分の立場や目的を明確にすることの重要性や、同行した家族に巻き込まれないように対処する点などは、具体的に書かれていて、すぐに実践できそう。

ストーリーを読むというのはなかなか難しいだろうな。単に話を聞くだけでなく、分かることと分からないことを区別しながら話を聴くことが大事で、分からないことを問うことで見立てが立体になっていくっていうのは分かっていても難しい。

そして見立ては相手に伝えて再検討していく。これが、また難しい。まず、見立てをはっきり明確にしないといけないし、相手のストーリーに似すぎると「あーそうですね」で終わるし、遠すぎると「へーそうなんですか」で終わる。本人のニーズに噛ませながら専門家としての意見を伝えるのは、実践してみると本当に難しい。

要は、単に話を聞かせてくださいというスタンスたけて、解決するわけではないということ。頭をフル回転させてあーでもないこーでもないって考える。自分の中だけで完結しないで伝える。それで意見を交えてとりあえずの方針を決めるってことが、当たり前だけど支援の骨格ということ。


【面接法】熊倉伸宏
土居健郎先生のお弟子さんかな。方法としての面接の姉妹書的な立ち位置。2つ読むと重なるところもあるけど、理解が深まる。こっちの方がややカッチリしている。

面接の原則やケースレポートの書き方など、初心者に向けた本って感じがするけど、読むたびに大事なことに立ち戻らせてくれるし、新たな視点に気づくこともできる。

今回読んで改めて大事にしたいと思ったのは、面接は一人の平凡な人間が専門家を名乗ってもう一人の人間の相談に乗ることという文章。
あと、対等な関係について書かれた中の、面接者が耐えるべきは来談者のわがままではなく、共有される苦痛の重さという文章。
あとあと、来談者の悩みが「なぜ生きねばならないか」などの人生をかけた問になった際に面接者ができることは受け止め、一緒に考える、眺めることというのも心に残った。

専門家である前に一人の人間として謙虚に、自分の生を振り返ること、なんでもかんでも答えを持っているわけではない、むしろ持っていなくて自分ももがいていることを自覚することが大事。
経験が浅いと、答えを出さなきゃと力が入りすぎ、経験を積むと答えを持っているものだと勘違いしてしまう。
たかだか専門的知識を得たくらいで答えられると思ってしまう傲慢さに来談者はすぐに気づく。気づいた上で、気を遣って専門家に合わせてくれている。そんなことの多いこと。

【初心者への手引き】 神田橋條治
読んでみて改めて大事なことを教わっていたんだなと思った。
日本風の支援の基本姿勢として、袖ふりあうも他生の縁があって、前々から顔見知りで支援が終わった後も関係が続いていくっていうイメージが大事だと。
あとは専門家としての意見と素人の感覚を意識化しておいて、素人から出発して方針を固めると良い。
その方が自然体で嘘がなくて相手にも失礼じゃないし、こっちも楽でいいなと思った。対等にもなるし。どの本にも言えることだけど、専門家が助けるという構図はなくて、何か私にできることがありませんか?というスタンスが通底していた。やっぱりそうじゃないとね。

それと関連して、治すのではなくて、相手の自然治癒力が発揮されるような場を作るというのも大事だと思った。傲慢は禁物。外傷を重ねちゃう。

ただ、治療の実際の動きとか治療行為(上と矛盾するようだけど、便宜上)はまだまだイメージがわかないなと感じた。書いてある文字は分かるけど実感を伴わない。
今のところの理解としては、課題や目標を一緒に眺めて、相手が豊かな葛藤を抱けるように場を設えるのが支援の基本的流れってこと。
葛藤をどう色濃くするのか、過去積み重ねた学習をどう活かすか、その辺がまだよく分からない。

過去の逆境体験に縛られて苦しんでいる人に何をしてあげられるのだろう。。

受け止めること?同意すること?それでも生きてほしいと励ますこと?

う〜ん。わかりませんな。

読んだ本のまとめ

トラウマと記憶の備忘録を書いてから、今まで読んだ本もきちんとまとめておいた方がいいなと思いました。

面接論系
方法としての面接
面接法
初心者の手引き

家族療法系
家族療法のすすめ方
家族療法の秘訣
匠に学ぶ実践家族面接
フレーミングの秘訣
家族療法テキストブック


ブリーフセラピー系
ブリーフセラピーの登竜門
ブリーフセラピーの極意
よくわかる!短期療法ガイドブック

コミュニケーション論系
人間コミュニケーションの語用論
変化の原理

トラウマ系
身体はトラウマを記憶する
TFT思考場療法入門
過去をきちんと過去にする
ポリヴェーガル理論入門
トラウマと記憶
ぼくらの中のトラウマ
子ども虐待とトラウマケア
発達障害薬物療法
身体に閉じ込められたトラウマ
赤ずきんとオオカミのトラウマケア
発達性トラウマ障害と複雑性PTSDの治療
トラウマと解離症状の治療

虐待系
虐待が脳を変える
癒やされない傷
子ども虐待と治療的養育

アタッチメント系
子を愛せない母 母を拒否する子

発達障害
俺ルール
発達障害のいま
ぼくらの中の発達障害

その他
ミルトンエリクソン催眠療法入門
山上敏子の行動療法講義
自傷行為の理解と援助

村瀬嘉代子
ジェネラリストとしての心理療法
村瀬嘉代子のスーパービジョン
子どものこころに寄り添う営み
対人援助者の条件
心理療法家の気づきと想像
子どもと大人の心の架け橋
小さな贈り物
柔らかなこころ、静かな想い
心理療法の基本

神田橋條治
精神科診断面接のコツ
精神療法のコツ
精神科養生のコツ
心身養生のコツ
現場からの治療論という物語
治療のための精神分析ノート
心身養生のための経絡・ツボ療法
神田橋條治の精神科診察室
発想の航跡別巻 発達障害をめぐって
発想の航跡別巻2 聴く、語る
精神科講義
発達障害は治りますか?

図書館で借りたものも含めて、印象深いのをまとめていけたらな。


無理だろうな。。。

トラウマと記憶


P.A.ラヴィーンのトラウマと記憶を読んだので、備忘録を。


まずは記憶の仕組みから。顕在記憶と潜在記憶があって、潜在記憶の一つである手続き記憶は意識できないものだが、人に大きな影響を与える。
また、情動は記憶の栞みたいなもので、記憶の貯蔵庫から見つけ出すいように働く。ある情動が生じたときに同じような情動が働いたときの記憶を思い出させ、適応的な対策を立てられるように。全ては生存のため。

生物には危険を前提に反応する傾向が刻まれている(偽陽性偏向)。例えば草むらからゴソゴソ音がしたら警戒する。のほほんとしていると、死ぬ可能性があるから。このとき生じる強い情動と手続き記憶による運動反応は生存のために必要なものだけど、それらが未処理のままだと様々な不具合が生じてくる。

人は危険を感じると、停止してアセスメントなどの段階を経て、いよいよ危ないとなると、闘争逃走反応を起こし、凍りつき、最終的には崩れ落ちる。闘争逃走反応は交感神経が、崩壊は副交感神経にある無髄の迷走神経が活性化されることで起こる。活性化しながらも動くことができず、ブレーキとアクセルを踏んだような状態となる。これによって、自律神経が乱れ、不調につながる。


具体的なトラウマの再交渉は以下。
まずは末端部分の身体感覚、特に内部の感覚を感じること、安全な中で不快な感覚と行きつ戻りつをすること、未処理のままの定位反応(爆発物の音のする方を見る、産道を進む、など)を完了すること、悲しみや喪失などのやわらかな感情にアクセスすること、激しい怒りを安全でタイトレーション(滴定)された方法で表現することを経て、再処理される。

こんな簡単じゃないんだろうけど。頸動脈から心拍数を推定するとか、顎の筋肉の収縮とか肩の筋肉とか観察が細かい。
身体の仕組みをよく知ることが大事なんだろう。人間脳を育てる、みたいな花風社の本には、育つ土台として体の背側面を緩めることが大事って書いてあった(気がする)。胎児時代の恐怖反射が残っていると不具合が生じるって。それにつながるなと思った。

あと、興味深かったのは、脳を損傷した人の話。意識的には人の区別がつかないのに、行動を観察すると明らかに優しい人を80%の確率で選ぶ。脳幹にその選択する力があるとさ。ヒトの体って生き残るために最善を尽くしているんだなー。
感謝感謝。

ノスタルジック

この前、地元の近くでバスに乗っていたら、懐かしさでいっぱいになった。

バス停の名前が店名だったから、

潰れたら名前変えるの大変だろうな。
潰れないこと前提なのかな。
バス停の名前になるくらいだから地元に密着してるんだろうな。
もはやこの地域の一部で公民館とか図書館と同じ位置づけなのかな。

とか思ってたら、顔なじみとかおばあちゃんたちの井戸端会議とかが浮かんだ。

山に囲まれた地域だったから、その包容力にやられたのかもしれない。

とにかくノスタルジックな気分になった。

そうしたら、小さい頃に父親と一緒に近くの少し大きな街の古本屋を回ったことを思い出した。
3箇所くらい回ったと思う。
なんの本を探していたのか、なぜ父親なのか覚えてないし、特別うれしいことでもスペシャルなことでもない。父親を敬愛しているわけでもない。

でも、誰かに委ねて行動していた感覚を思い出して心地よさが広がった。

その後に寂しさが広がった。

もう戻れないし、その立場にもない。

結局は自分でやりくりしていくしかない。

そう思うと、大人になるってことは厳しく寂しいものだなーって思った。

その分、他人にあーだこーだ言われずに、自分でやりくりできる楽しさもあるけど。


何事もバランスが大事ってことですかね。



そーいえば、4歳児に懐かしいってどういう意味って聞いたら、ちょっと寂しい感じと答えて驚いた。


子どもの感性恐るべし。。

さらば

台風すごいですね。
何だか毎年毎年。。
この先どうなっちゃうんだろう。

夕立って言い方を聞かなくなって久しいけど、3月のライオンって漫画の中で、「幾分しのぎやすくなりましたね」ってセリフがある。
これもまた聞かなくなった言葉だなって思った。

「涼しくなりましたね」より「しのぎやすくなりましたね」の方が何だか郷愁があっていい。
自然に対して抗う感じも操作する感じもなくていいなと思った。




巨人の沢村投手がロッテの選手とトレードされた。
これにはびっくりした。



そんな沢村投手に、母は「この子はだめだよ。性格悪いから」と言っていた。

野球は性格でするものではない。性格が悪くても活躍する人は活躍する。
それに、沢村投手の何を知っているのだろうか。


まぁ、母の思い切りの良い偏見は、一周回って気持ちよくもあるけど。


何はともあれ、新天地でのご活躍を祈っております。

ブログのことをすっかり忘れて早一年。

世の中コロナで大変になってますね。

一年前はこんなことになるとは思ってなかった。

来年はまた予想してないようなことが起きるのかな。


最近、吉本ばななさんを初めて読みました。
体は全部知っている(っていう題名だったかな?)を読んだら何だか心に残りました。

大きな出来事もそうだけど、当たり前の毎日の中に大切なことってたくさんあるなーって思いました。


ここ1年くらい、読んだ本の影響で、一日一日を丁寧に過ごせたらいいなと。


でも丁寧に暮らすって何かなー。

よくわからないやって思ってたけど、
庭の雑草抜くのを後回しにしない、とか、トイレットペーパーの残りが少なくなったら見て見ぬふりしないとか、花瓶の水を毎日かえるとか、妻の髪型が変わったら褒めるとか、そういうことかなと思い始めました。


少し前に、世界の果までイッテQで、コロナ自粛中にやっていることとして、イモトさんが庭にできた梅で梅酒を作っているエピソードを話していて、それに大島さんが、「丁寧な生活してんなー」というようなツッコミを入れてました。

買えば、すぐに美味しい梅酒なんて手に入るけど、時間はかかるし味もイマイチかもしれないし、できるかどうかも分からないけど、あーだこーだ言いながら、調べたり失敗したりしながら梅酒を作るって、楽しいだろうなー。

そういうことだろうなーって思いました。

GWキャンプレポ~山伏オートキャンプ場~

いまさらながら10連休だったGWに行ったキャンプを振り返ろうと思います。


4月27日から2泊。我が家は初の連泊。
どこにしようか悩みまくりましたが、2月末には予約が埋まってるところも。。

早すぎでしょ😥
しかし、いくつかは3月から予約開始のところもと。。第一候補は「むじな」。1日の朝に電話!・・・しかし、つながらず。仕事もあって結局夕方になると連泊は無理とのこと。。

しかし、第二候補の「山伏オートキャンプ場」はあっさりOK👍マジっすか❗️
電話のおばちゃんに気温を聞いたら「寒いよ~。暖かくしてね~」とさらっと言われました。

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夏用の装備しかない我が家にとって約標高1000㍍は恐ろしくもありましたが、前々から行ってみたかった場所。着込めばどうにかなるだろうと思い直し、行くことを決意しました。
ちなみに、ここの良さは、①道志に行ってみたかった、②サイトが素敵、③トイレがきれい、④ピザ釜がある、⑤もし飽きたら観光する場所がある
といったところ。

当日の予報はあいにくの雨。曇り空の中、出発し、御殿場のスーパーで買い出し。その頃には大雨☔️
白虎というラーメン屋さんで昼食をとり、13時頃にはキャンプ場に到着。


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16番サイト。後ろには道志川が流れ、大きな岩や小山で区切られていました。広さは問題ないのですが、少し斜面がありました。寝る向きを工夫すれば問題ない程度でしたが。

とにかく雨と寒さが半端なかった。。
カッパを着て基本は一人で設営。きつかった~。

設営後は車で15分くらいのところにある石割の湯へ。キャンプ場ではみぞれ混じりの雨でしたが、途中から雪、ぼたん雪にまで進化。

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こんなになってました。


石割の湯は内湯に寝湯、露天も二種類あって良かったのですが、大学生のサークルと思わしき人たちが大勢来ていていも洗い状態。寒いからね、温泉で暖まりたいのはみんなそうですよね。


テントに戻るころには雨が弱まり、調理開始。
今夜はブイヤベースとカナッペ、焼き鳥にしようと思ったら串がなくてフライパンで焼いたものなど。管理人さんが配ってくれた豚汁も五臓六腑に染み渡りました。

この前買ったフュージョンを使い、満足。
そう言えば、無印のポリプロビレン頑丈収納ボックスや、フィールドラックもどきなども初参戦でした。やっぱり雨の日などで下が濡れてる場合は、底上げできると汚れが気にならなくていいですね。

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まぁその写真ありませんが。


翌日は晴れ☀️☀️

朝はホットサンド。定番のツナと、初めてのコンビーフ。んーツナの勝ち。やはり安心と安定のツナでした。


そして、お昼のピザ作り。生地から作りました。


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焼いてるところはあるけど、出来上がったものは撮ってないという。。生地が分厚くて真ん中が生焼けでした。まぁ美味しかったです。

娘と場内散策。トイレや炊事場はとってもきれい。ただ、男女兼用だったことは妻にとってマイナスだったようです。そこまでチェックしておかなければならないとは。。もうキャンプ場でするな!とは言えません。


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川は本当にきれい。ただ今日は寒い🌁⛄️🌁
夏は気持ちいいんだろうな✨
あと、新緑にはまだ早かったようです。今ごろはちょうどいいのかな。

二日目の夜ご飯は前日のブイヤベースを応用したパエリアとホッケの干物。あとは残り物をさらっておしまい。
フュージョンくんですが、ガス自体が冷えてしまい火力が・・・おかげでパエリアが炊けず、芯が残ってしまいました💧ガスを冷やさないようにしておく必要がありそうです。





キャンプの一番の楽しみは焚き火。
ただただ火を見ているだけなんですけどね。なんでか落ち着くんですよね。不思議(-ω- ?)

そうそう。寝るときの寒さについてですが、私は封筒型のシュラフでしたが、寒すぎて眠れず。ヒートテック上下に靴下、スウェットの上にモンベルのダウンを着ました。暑がりの妻は家から持ち込んだ布団や毛布で大丈夫だったようです。ただ、川の音が気になったとのこと。もうキャンプするな!とは言えません。


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三日目の朝はカップラーメン。大好きなトムヤムクンヌードルを食べ、のんびり撤収。


山伏オートキャンプ場は口コミ通りの山と川に囲まれた素敵なロケーションのキャンプ場でした。設備も清潔感があるけど、過剰でもなく。便利さと自然がちょうどいい塩梅でできてるところでした。

次は新緑が進んだ頃か紅葉とかも良さそう🎵
また訪れたいです。

久しぶりのブログおわり。